Hoorの街を散歩する。病院の前に墓地がある。しかも、病院の窓から墓地が見えるようになっている。考えてみれば、とても効率的な組合わせである。
銀行を探しCiticardでクローネを引き出す。問題なし。デンマーク同様ユーロは使えるが、現地通貨は多少必要。
スウェーデンの一般道の制限は90キロ。デンマーク同様車の流れはゆっくり。道幅は広く大変快適。森の中を抜けていく感じで、時折湖が見えたり丘陵地帯になったりする。いつムーミンが出てきてもおかしくない雰囲気である。工事中がほとんどないのも快適性を高めている。
Hoorを出てしばらくすると、アイドリングが2000回転から下がらなくなる。走行に支障はないが、低速でギクシャクする。この現象は、タンクを外した時取り付け方が悪かった為に起きた事があるが、盗難装置を取り付けたときにタンクを外した為か。しかし、しばらく走ると問題が無くなる。気温が下がった為にインジェクションの調子が狂ったのかな。
ガスは物価が高い割には約1ユーロと、ドイツより少し安い位である。
途中キャンプ場を覗いてみる。流石に整備されている。せっかくキャンプ道具を積んでいるので、天気も良いことだしキャンプをすることにする。
湖のほとりのLindensburgキャンプ場に7時に着く。料金100クローネ(11ユーロ)。バイクのカップルが2組来ている。色々と話し掛けられる。
オートキャンプがほとんどで、かなりに人が居るが、全く物音が聞こえない。タイのキャンプ場だと、夜中まで騒ぐ奴が居て寝れないで困ったが、流石にキャンプ大国である。静かにするマナーは徹底している。
北緯60度の手前まで来ているので、太陽が落ちるのは10時。完全に暮れるのは11時過ぎ。朝は4時には明るくなり、5時前に太陽が上がる。