新旧ゴールドウイング レンタル試乗ツーリング

2019年5月6-7日 DAY 11-12

ゴールドウイングレンタル試乗

GL1800DCTモデルをレンタルして400km程走る。走り始めは自動変速に違和感を感じたがすぐに慣れる。走り出してすぐに5速になり更に速度が上がると7速に入り、後はオートマ走行になる。停止時はギアが徐々に下がり1速まで落ちると停止する。Nに入れなくても停止してエンジンが落ちないのが面白い。最初に気になったのはエキゾースト音が大きいこと。エンジンはスムースでパワフル。但し、K1200LTの様な上質なトルク感は感じない。GL1500の無機質なスムースさではなく、パワー感のあるスムースさで、これはありかもしれない。街中も少し走り発進停止を繰り返してみたが、DCTだとクラッチを握らなくて良いので楽。左足を使わないので、左足の足付きも可能になる。前面のスクリーンが小さ目なので、風は思ったより当たる。特に腕と足には結構風が当たる感じ。オプションの風除けを付ける必要がありそう。ナビ画面は太陽が当たっても良く見える。足付きは何とか足の付け根まで着く。トランク容量はかなり少なくなっている(ツーリングには向かなくなった)。軽くなり車格も小ぶりなので取り回しは楽。微速前後進できる機能は使い易い。シートは堅めだが、一日走行では尻は痛くならなかった。燃費は丁度20キロ。ナビには地図が入っているが、日本で導入されているApplePlayはまだみたいだ。

明日は前モデルをレンタルして比べてみるつもり。

昨日と同じルートをGW2015年(40種年記念モデル)で走ってみる。エンジンをかけた時点で新モデルとの違いは歴然で、エキゾースト音が静かで良い。足付きは2014年に同モデルが出た時跨ってみてあまり良くないとの印象だったが、このシートは足付きが良い。同じシートのはずだがどうなのだろうか。走り始めると、やはりクラッチがあるほうが扱いやすい。クラッチの繋がり感覚さえ掴めれば発進に苦労はしない。加速感は新モデル程ではないが、丁度良い感じ。ギアを上げながらフル加速するとかなりの迫力で速度が上がる。GL1500の電動モーター感は残したままで、多少のトルク感を感じるエンジンだ。風の当たり具合は新モデルより当然優れている。やはりGLはこうでなければ。回転半径が大きいのでUターンには気を使うが慣れれば大丈夫なレベル。後進は電動モーターだが、操作はし易い。小さ目な液晶に表示される地図はそれなりに見易い。大型ナビを取り付けるとしたら、スクリーン下にスペースがあるのでそこに収まりそう(新モデルはスペースが無い)。燃費は約16キロと悪いが、当初のガソリン量が少なかった可能性がある。いずれにせよ買うとしたらこちらのモデルだな。