アメリカ西部縦断

2016年4月22-23日

プロローグ

毎度のANA便で22日の昼前にシアトル着。入管に入ると、「有効なESTA保持者はアメリカ人のラインへ」とのアナウンス。 念の為係官に聞いてみると、「そうだ」とのことなのでアメリカ人ラインへ進む。

すると、空港の自動チェックインみたいな機械があり、自分で操作。選択肢付きで訪ねられたのは入国目的のみ。「観光」を選択すると、自動で写真を撮られ、右手の4本指の指紋を取ると、紙が出てきて終わり。

税関でその紙を提出しておしまい。記入しておいた税関申告書の提出は求められなかった(今までは、係官との質疑応答が終わると、それにスタンプが押され税関で提出していた)。入国手続きが簡単になって良かった。

ガレージに着くと、K1200LTの始動を確認する。

まず、バイクの登録更新手続きを済ませ、その足でバイクを整備に出す。翌日17:00にバイクを引き取る。今回は4年ぶりの整備だったので念入りにしてもらい、$1600もかかった。

Shoraiのリチウムイオンバッテリーを1年間放置したがほとんど放電しておらず、電圧は13.28Vもある。念の為充電したら、5分で満充電になる(14Vを超えると停止)。

長期間乗らないバイクには最適なバッテリーである。シアトルの寒冷な気候もバッテリーには良いみたいだ。通常のBMWバッテリーも4-5年は問題ない(タイだと2年でダメになる)。

K1200LTを整備している間、代車として出してもらったのがF650GS。単気筒エンジンだが、ギアの入りが硬くニュートラルを出すのに苦労する。

23日の朝メイルをチェックすると、シアトルの銀行から「新しいカードを自宅に郵送する。現在使っているカードは5月4日までしか使えない」との通知が来る。

カードが10月まで有効なはずなのに早まったのか。土曜日銀行は午前中営業しているので訪ねることにする。

結果、日本に郵送済みカードをキャンセルして新たにアメリカ国内の友人宅に送ってもらうことにする。

同友人は、2007年アラスカツーリングで知り合った人。同じGSAに乗っていたのが縁で、その後何度か訪ねている。

40才台で引退しバイク三昧の生活を送っているので話が合う。現在70才だが、最近体調が悪いと言うのが心配だ。